【経済ニュース】少子高齢化で国内市場縮小→生産が海外へ「勝利の方程式」崩れ






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☆タイトル:【経済ニュース】少子高齢化で国内市場縮小→生産が海外へ「勝利の方程式」崩れ

☆投稿者:投資ニュース

☆公開日:2014-08-23 03:54:36

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アベノミクスの行方に暗雲が垂れこめている。「経済好循環の実現」を目指す安倍内閣は、個人消費と輸出を双発エンジンにして経済を好転させるシナリオを描いてきたが、どちらも伸び悩んでいるのだ。特に輸出が円安なのに伸びない。なぜか。「輸出が回復していない。そこがマイナス6・8の原因の一つになっている」。13日、甘利明経済再生担当相は渋い顔だった。内閣府がこの日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値は年率換算で6・8%減、2四半期ぶりのマイナス成長だった。しかもその幅も東日本大震災直後に並ぶ。主因は今年4月の消費増税前の駆け込み需要の反動で個人消費が比較可能な1994年以降で最大のマイナスになったことだが、輸出の低迷も一因だ。

円相場は、2012年秋に1ドル=70円台後半を推移する歴史的な円高水準だったものの、同年12月の安倍政権発足直前から欧州の信用不安が落ち着いてくるなどして現在は1ドル=100円超の円安が続いている。しかし輸出は増えず、財務省が発表した14年上期(1〜6月)の貿易赤字額は7兆5984億円で、暦年の半期ベースでは過去最大となっている。アベノミクスを批判する野党・民主党の岸本周平衆院議員は「時代錯誤の円安政策をいつまで続けるのか」と批判する。財務省からトヨタ自動車に転身。奥田碩同社相談役のブレーンとしてアジア中の製造現場を見てきた。

「13年は円安によって円建て価格が増え、企業収益が増加しました。輸出関連株が買われて日経平均株価が上昇し、景気回復のムードも高まった。でもこれは1回限りのこと。企業の生産性が向上しない限り、収益アップは望めません。さらに円安が進めば輸入する燃料代金や食料価格が上昇して家計をより圧迫します」。円安による輸出増大、それに伴う景気回復シナリオは成立しないというのだ。