TOKYO MXさんが、2018-11-06 12:58:39に公開した『中2女子生徒が自殺、いじめ原因か 東京・八王子市』は、動画ニュースnetがYoutubeから厳選して紹介している動画ニュースです。
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☆タイトル：中2女子生徒が自殺、いじめ原因か 東京・八王子市
☆投稿者：TOKYO MX
☆公開日：2018-11-06 12:58:39
☆視聴時間：4:56
☆視聴回数：6636
東京・八王子市で8月、中学2年の女子生徒が自殺していたことが分かりました。学校側は背景にいじめがあったことを認め、自殺との因果関係を調べています。
学校関係者によりますと、女子生徒は2017年の8月ごろ、部活動の上級生らから無料通信アプリのLINEで、批判されたり無視されたりして、不登校になったということです。女子生徒は上級生からいじめを受けていることを中学校に相談していたということです。その後、女子生徒はことし4月に転校しましたが不登校が続き、8月に八王子市内の駅で電車に飛び込み、およそ2週間後に死亡しました。女子生徒は「3月まで在籍していた中学校の部活動でトラブルがあった」という内容の遺書を書いていました。
11月6日に会見した、女子生徒が通っていた中学校の校長は「（生徒の父親から）『いじめでこうなった。精神的にも苦しんでいた』と聞き、（女子生徒に対する）いじめの認定をした。（当初は）トラブルは解決したと報告を受けていたため、いじめという認識はなかった。（今は生徒の）お父さまと『いじめ』という言葉を使って話している」と説明しました。
八王子市教育委員会は第三者委員会を設置し、自殺との因果関係を調べる方針です。会見した市教委の設楽恵・学校教育部長は「法の定義でいう『いじめ』に該当する重大事態と認識している。亡くなられた生徒のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の心情を察するに、至らない点が多々あったと認識している。今後もご家族に対して誠心誠意、対応していく」と述べました。
この問題について、東京都の小池知事は取材に応じ「まず、八王子市教委で対応するが、いじめをどうやってなくすかは大きな課題。都としても、今後の対応について八王子市と連携して考えていく」と述べました。
＜LINEのいじめで自殺 女子生徒に何が…＞
学校側は「いじめがなくなった」と認識していましたが、女子生徒は自ら電車に飛び込み、亡くなりました。改めて、経緯を確認します。
女子生徒は2017年8月ごろ、部活の上級生からLINEで非難を受け、これをきっかけに不登校になりました。このことを女子生徒の両親が部活の顧問に相談すると、顧問は上級生に何があったのか確認しました。非難を受けた内容は「女子生徒が部活を休んで、家族旅行に行ったことをとがめる内容」だったということです。顧問は上級生から女子生徒に謝ったと報告を受け、女子生徒は謝罪を受けて「大丈夫です」と話していました。この時、学校側は「トラブルが解決した」と判断し、「いじめはなくなった」と結論付けていました。
女子生徒は2018年4月に別の中学校に転校しましたが、不登校が続き、8月下旬に市内の駅で電車に飛び込んで自殺を図り、その後死亡しました。いじめを受けてからおよそ1年後のことでした。女子生徒の遺書には「部活動でトラブルがあった」という内容が書かれていました。
11月6日、女子生徒が通っていた中学校の校長は「いじめがあった」と認めました。
＜悩み相談窓口の活用を＞
いじめや悩みを相談できないでいたら、全国各地の窓口を利用してください。東京都内の相談窓口は以下の通りです。
■東京都・自殺相談ダイヤル～こころといのちのほっとライン～（午後2時～翌朝午前5時半，年中無休）
電話：０５７０－０８７４７８（はなしてなやみ）
■文科省・24時間子供SOSダイヤル（24時間受け付け）
電話：０１２０－０－７８３１０（なやみ言おう）
*子どものSOS全般に対して、悩んでいる子どもたちや保護者などからの電話を受け付けています。
■東京都・LINE相談（午後5時～午後10時）
アカウント名：「相談ほっとLINE＠東京」
*LINEによる悩み相談を実施。アカウント名「相談ほっとLINE＠東京」で検索し、友達登録すると利用できます。