都立高校で合格発表 一方で「採点ミス対策」は…






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☆タイトル:都立高校で合格発表 一方で「採点ミス対策」は…

☆投稿者:TOKYO MX

☆公開日:2016-03-02 13:50:25

☆視聴時間:2:37

☆視聴回数:157654



多くの受験生に“春到来”です。都立高校できょう、一般入試の合格発表が行われました。
 千代田区の都立日比谷高校では自分の番号を見つけた受験生から歓声が上がり、保護者や友人らと時に涙を浮かべながら合格の喜びを分かち合っていました。合格した受験生は「ちょっと現実味を帯びていないくらいうれしい。大変な時期もあったのでいままで頑張れてよかった」「これまで私立も受けてきて良かったり悪かったりあったが、最後に第1志望に受かってよかった」「受かると思っていなかったので、安心したというかうれしい」などと話していました。ことしは都立高校の全日制合わせて173校でおよそ3万2000人の募集に対し、倍率は1.43倍となりました。
 ことしから都立高校の入試では島しょ部を除く全ての学校でマークシート方式が導入されました。その背景となったのが相次ぐ採点ミスです。都の教育委員会によりますとおととしまでの3年間で3000件を超える採点ミスが判明し、18校22人の受験生を誤って不合格にしていました。採点ミスの防止策として、都立高校の入試ではこれまで各学校で採点した後、合格のボーダーライン前後にいる受験生の答案に採点ミスがないかを検証し、合格発表してきました。そして去年からは、さらに別の都立高校が答案を検証する仕組みに改められています。都教育庁の平井邦明担当課長は「もし万が一、採点ミスで合否の入れ替わりがあると大変なことになるので、他の学校の先生が見ている。それを3月の終わりまでにして、4月の入学に間に合わせる」と話しています。
 また、都の教育委員会はことしから始めたマークシート方式の全面導入について受験生たちにアンケートを取り、改善の余地がないか検討したいとしています。