字幕付き動画ニュース-中国製マスクから基準を上回る発がん性物質「でもどうしようもない」【禁聞】| ニュース | 新唐人|時事報道 | 海外






『中国製マスクから基準を上回る発がん性物質「でもどうしようもない」【禁聞】| ニュース | 新唐人|時事報道 | 海外』は、2019-02-15 14:04:37に、Youtubeで公開された「字幕付き動画ニュース」です。

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☆タイトル:中国製マスクから基準を上回る発がん性物質「でもどうしようもない」【禁聞】| ニュース | 新唐人|時事報道 | 海外

☆投稿者:NTDTVJP

☆公開日:2019-02-15 14:04:37

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【新唐人NTDTV=米NYに本部を置く中国語衛星放送。中国&国際ニュースを独自の視点でお届けします】深刻な大気汚染に悩まされる中国人の多くが、外出時にマスクを使用していますが、台湾行政院消費者保護処は1月30日、25銘柄のマスクの品質検査を行ったところ、中国製のマスク2銘柄から発がん性物質が見つかったと発表しました。「毒に囲まれて生活している」と言われる中国人からは「なすすべがない」との声も聞かれます。

大気汚染の深刻な悪化にともない、世界保健機関(WHO)は大気汚染物質を第一級発がん性物質に指定しました。PM2.5はスモッグの主な成分で人体への危害が最大とされています。そのため中国市場には「スモッグ対策」、「PM2.5対策」を打ち出したマスクがあふれ、多くの人がこうしたマスクを着けています。

台湾行政院消費者保護処は経済部標準検査局と共同で「スモッグ対策マスク」25銘柄に対する無作為抜き取り検査を実施しました。これらのマスクは実店舗13軒とネット店舗6軒で購入されたものです。

1月30日、同処は17銘柄が品質検査に不合格、22銘柄が表示照合に不合格となり、全部で23銘柄が規定に適合しなかったことを発表しました。不合格率は92%に達しました。

台湾行政院消費者保護処、王徳明氏
「25銘柄中22銘柄の表示が規定に適合せず、17銘柄の品質が規定に適合しなかった。完全に合格したのはわずか2銘柄で、これらは台湾で製造されたものだった」

不合格となった23銘柄のうち中国製の2銘柄から基準を超える発がん性物質の「アゾ色素」が検出され、スモッグを防ぐ効果がないだけでなく、発がん性があることもわかりました。

王徳明氏
「うち2銘柄からアゾ色素が検出された。PM2.5には発がん性があるが、あなた方がつけているマスクの中のアゾ色素にも発がん性がある。値段も安くはない。10番の価格は279新台湾ドルだ。この2銘柄はいずれも中国製で、ネット通販で購入したものだ」

台湾の漢方医、胡乃文(こ・だいぶん)・医師は、インフルエンザやスモッグから自分を守るために使用するマスクがその役割を果たせないどころか、発がん性があるというのならば、これは詐欺ではないかと指摘しています。

台湾の漢方医 胡乃文医師
「スモッグが防げないだけでなくガンを発症させるとは、まったく道徳に反する。中国人は本当に苦しめられている。中国共産党政権が人民の生命や財産の保障を全く顧みないからだ」

中国のメーカーは一般的に、国内向けと国外向けの製品に対しそれぞれ違う検査を行っており、輸出用製品をより厳しく調べています。中国のNGOメンバー、楊占青(よう・せんせい)さんは、中国では子供服や玩具からも基準値を超える有毒化学物質が検出されていると指摘しています。住宅のリフォーム材料の状況はさらに深刻で、大幅な基準値超過がたびたび見つかっています。

中国のNGOメンバー楊占青氏
「マスク2銘柄からの発がん性物質の検出から、中国の多くの工場で意図的に、又は意図せずに有毒製品が製造されていることがわかる。有毒製品の氾濫は、メーカー自身がコントロールできない段階まで達している」

四川省の人権・環境保護活動家、譚作人(たん・さくじん)さんは、こうした毒マスクは、中国共産党政権下の社会構造から生じたものだと考えています。公共の権力がどこからも監視されず、社会の監視力が長い間抑制されてきたために、企業が制御不能になった結果、国中が毒だらけになってしまったと嘆きます。

四川省の人権・環境保護活動家 譚作人氏
「健全な社会には社会による監視機能が備わっている。もし私たちの社会に社会監視機能が欠けていると、毒マスクや毒製品が後を絶たない。問題のある制度からは問題のある社会が生まれる。問題のある社会からは問題のある製品が生まれる」

中国では長年にわたるスモッグで人々の健康がむしばまれてきました。マスクに発がん性があったとしても、より深刻なスモッグに直面している中国人には、マスクを使用する以外に選択肢がありません。

中国の環境保護活動家、侯さんは「中国に安全な品物はない。マスクどころか、食べ物、飲料水、どれも大きな問題を抱えている。なすすべがない」と悲観的に語りました。

中国の環境保護活動家 侯さん
「病気になるのを待つだけ、死ぬのを待つだけ。どうしようもない。多くの製品に発がん性があることなど、とっくに知っている。でもなすすべがない。発がん性のあるマスクでも着ける。着けずに外に出たらひどいスモッグが待っている。いったいどうしろと?こうした状況こそ『絶望』と言うのだ」

米シカゴ大学エネルギー政策研究所が1月10日に発表した研究報告には、スモッグによって中国人の平均寿命が3年短くなっていると記されています。また香港中文大学が昨年10月に『環境科学速報』で発表した論文にも、大気汚染によって中国では毎年平均110万人が命を落としていると記されています。

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