アルジャジーラ支局長 中国報道を斬る






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☆タイトル:アルジャジーラ支局長 中国報道を斬る

☆投稿者:Japan Ntdtv

☆公開日:2011-04-25 09:12:18

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http://www.ntdtv.jp/【新唐人日本2011年4月25日付ニュース】カタールの衛星テレビ局、アルジャジーラの北京支局のエザット局長が最近、ネットで「中国メディアに対するアラブ人の10の疑問」と題する文章を発表。国営メディアの報道の在り方や、市民からの信頼について、熱い議論を呼びました。

アラブでの民主化のうねりに対する中国メディアの報道は、中国人、さらには国際社会からも批判を受けています。これについて、アルジャジーラのエザット支局長は、中国メディアは誤った誘導をしていると非難。

「現在アラブ世界で発生している革命――私はこれを変革と呼びたいが、アラブ革命は全体的な大きな変革であり、これ自身、もっとも価値のあるニュースだ。国全土、老若男女を巻き込む歴史的運動は、正義の応援を得たものの、中国メディアはこれを誤って読み説いた」

さらに、中国メディアはリビアの報道において、カダフィ政権の国民に対する残酷な弾圧や虐殺を報道していないと指摘。中国メディアの記者はカダフィ政権が手配した大通りや病院、学校を取材する一方で、反対派の記者会見にはほとんど姿を見せていません。

ある海外メディアは「中国メディアのダチョウ政策」という文章を掲載。中国メディアは、リビアに対する欧米の攻撃を中心に報道し、カダフィ政権の分裂やリビアの政治の現状、市民の政権に対する不満などはほとんど伝えていないと指摘しています。

エザット局長はさらに、多くの資金を費やしわざわざ自分たちの記者を危険なリビアに送る意味が分からないと首をかしげます。しかも中国人記者は、リビア人がカダフィ政権を支持しているとの報道を続ける一方、反対派の声は届けていません。

またカダフィ政権の軍隊が反対派を壊滅し、失地を取り戻していると強調する一方で、数万ものリビア国民を無情に殺し続ける、雇われた外国人兵士の存在を伝えていません。

このような中国の国営メディアへの批判は珍しくありません。ただし、今回は中国当局からアジアメディアの模範とされてきたアルジャジーラだったことから波紋が広がっています。

エザット局長の文章に対し、こんな反応がありました。「中国人に全く新たな鏡を提供してくれてありがとう。国営メディアの言い分とは異なる意見を聞かせてもらえたからです」

「局長もお分かりだと思いますが、中国ではどのレベルの政府にも『宣伝部』があります。彼らが毎日やることは報道内容を統一することです。中央の意見に基づき、新聞社やテレビ局などに宣伝部の要求を送ります」

中国国営メディアを海外へ広げるために、中国政府はすでに450億元を投じるプロジェクトを始めたそうです。

しかし国際社会において、中国メディアの存在感はほとんどないとエザット局長は斬り捨てます。市民の信頼すら得ていないのに、国際社会から尊重されるはずがないと分析しました。

市民からの信頼は、メディアの生命力ともいってもよく、信頼を失ったメディアは崩壊に向かうとも指摘。中国メディアには、当局の言いなりにならずに、メディアの責任を果たしてほしいと結んでいます。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/04/21/atext521535.html.-【禁闻】十万个为什么–阿拉伯人问中国媒体.html
アルジャジーラ,国営メディア,代弁者,アラブ民主化