マルズキ・ダルスマン 国連北朝鮮人権問題担当特別報告者 2014.4.10






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☆タイトル:マルズキ・ダルスマン 国連北朝鮮人権問題担当特別報告者 2014.4.10

☆投稿者:jnpc

☆公開日:2014-04-14 02:47:47

☆視聴時間:1:14:47

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Marzuki Darusman, The United Nations Special Rapporteur on the situation of human rights in the Democratic People’s Republic of Korea (DPRK)
北朝鮮の人権状況に関する国連特別報告者のダルスマン氏が会見を行い、4月8日から10日にかけて実施した訪日調査の内容などについて話し質問に答えた。
司会 坂東賢治 日本記者クラブ企画委員(毎日新聞社)
通訳 西村好美(サイマル・インターナショナル)
日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2014/04/r00027139/

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記者による会見リポート(日本記者クラブ会報2014年5月号に掲載)

北朝鮮の人道犯罪裁く国際法廷を

北朝鮮の人権状況に関する国連調査委員会の委員を兼ねる。調査委が2月に公表した報告書は内外で高い評価を受ける。「報告書は北朝鮮で人道に対する罪が続いていることの合理的な根拠を示した。報告書によって北朝鮮問題は新たな章の1ページが始まった」と意義を強調した。

今回の来日では、拉致被害者横田めぐみさんの父・滋さんや岸田文雄外相らと面会し、今後の「戦略」について話し合ったという。その中心は北朝鮮の人権侵害の責任者を、国際刑事裁判所(ICC)などの国際法廷で追及することにある。北朝鮮の深刻な人権侵害に強い怒りをにじませ、「国際人権法の枠組みで議論されるべきだ」と説いた。

しかし、ICC付託は国連安保理での決議が前提となり、中国の拒否権が厚い壁になる。実現可能性を疑問視する質問が続いたが、「まずは安保理で協議してもらいたい。司法手続きに委ねる必要があるという国際世論を作ることが重要だ」と答え、国連総会決議による特別法廷の設置という方法にも言及した。会見の最後に司会者をさえぎり、「国連の持つ創造性を過小評価するべきではない」と自信を口にした。

東京新聞外報部
中澤 穣