シャンシャン公開 経済効果は250億円超か






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☆タイトル:シャンシャン公開 経済効果は250億円超か

☆投稿者:TOKYO MX

☆公開日:2017-12-19 12:24:06

☆視聴時間:4:15

☆視聴回数:3985



12月19日から東京・上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃん=シャンシャンの一般公開が始まりました。そして、シャンシャンの人気は動物園だけにとどまりません。地元・上野では一般公開に合わせ、街全体で盛り上がりを見せています。

 東京・台東区役所では19日朝、一般公開の開始を知らせる大きな垂れ幕が庁舎の正面に下げられました。台東区の服部区長は「6月12日にシャンシャンが生まれて、本当にこの日を待ちわびていた。皆さんに見ていただけてうれしい」と語りました。

 大手百貨店の松坂屋上野店ではシャンシャンの公開を記念して、パンダのイラストをあしらった限定品の「パンダ・コーラ」の無料での配布が行われ、長い列ができました。午後1時からの配布に、この日に用意されたコーラ500本はわずか14分でなくなりました。

 先頭に並んだ人は「正午ぐらいから並んだ。パンダ柄がいい」などと話していました。また、コーラを受け取った人は「インスタグラムにも上げました。ばっちり。受け取るところを全部撮影した」「家に帰って飲みたい。パンダのかわいいところが好き」などと話していました。また、並んだものの受け取れなかった人は「(最後にもらえた人が)20人ぐらい前だった。本当に残念でした」と話していました。この「パンダ・コーラ」は20日も午前10時から配られる予定です。

 この松坂屋店内で数あるシャンシャンのグッズの中でもひときわ目立つのが、純金のメダルです。シャンシャンの顔が表にデザインされたこの純金メダルは、30グラムと100グラムの2種類があり、100グラムのメダルの値段は1枚100万円です。松坂屋によりますと、発売した7日から18日までに合わせて68枚が売れて、約4000万円の売り上げがあったといいます。中には3人の孫に1枚ずつ買っていった人もいたということです。松坂屋の担当者は「予想以上の売れ行き。ここからさらに3桁=100枚とか、それぐらいまで売れていくようになればうれしい」と話していました。このメダルは受注生産で、いま注文すると2018年1月下旬以降の受け取りになるということです。

 一方、上野郵便局に設置された、お母さんのシンシンとシャンシャンが仲良く寄り添う姿が描かれた「パンダポスト」には写真を撮りに訪れる人もいました。写真を撮っていた人は「かわいいですよね。パンダの公開日だから、ここに来ようと思っていた」「孫が来るので見せてあげたいと思ってやって来た」などと話していました。

 また、台東区内の老舗人形店・久月では「親子パンダ」のぬいぐるみをリニューアルし、再び発売しました。パンダを抱っこした姿の「親子パンダ」は、肉球がハート柄になっているのが特徴です。久月の横山久俊専務は「無事に生まれてきてくれて本当にうれしく思っている。本物のシャンシャンもかわいいなと思うが、私どもの『子ども・親子パンダ』もかわいい。ぜひ見比べてほしい」と話していました。

 経済効果に詳しい関西大学の宮本勝浩名誉教授は、シャンシャンの公開は大きな経済効果をもたらすとして「私の試算では、赤ちゃん誕生して公開から1年間で、267億4736万円という非常に大きな経済効果が期待できると計算した。プロ野球の球団が優勝した時よりもパンダの赤ちゃん1頭の方が経済効果が大きいということになる」と話しています。宮本教授によりますと、シャンシャンが1歳になるころまで経済効果は続くとみています。