休業要請やっと解除も「客足戻るか不安」休業継続も






SBSnews6さんが、2020-05-15 09:17:09に公開した『休業要請やっと解除も「客足戻るか不安」休業継続も』は、動画ニュースnetがYoutubeから厳選して紹介している動画ニュースです。

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☆タイトル:休業要請やっと解除も「客足戻るか不安」休業継続も

☆投稿者:SBSnews6

☆公開日:2020-05-15 09:17:09

☆視聴時間:4:59

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静岡県が休業要請の解除を決めたことで、1か月ぶりに営業再開できるスポーツジムやライブハウス。しかし、これからも大きなハードルが待ち構えているようです。

<井浪直人記者>「こちらのスポーツジム、現在休業中なのですが、来週火曜から営業再開が決まりました」
 静岡市葵区のスポーツクラブ・セイシン千代田は、県の休業要請解除を受けて、1か月に及ぶ長い休業からの再開を決めました。
<スポーツクラブセイシン千代田・山内敬太支配人>「約一か月間臨時休館していたが、その間固定費が1か月で2店舗合わせて3000万円かかってしまっていた。なんとか営業再開にこぎつけた」
 再開に向けて、様々な対策を進めてきました。
<山内支配人>「こちらがスポーツジムです。こちらでは、会員にタオルを1枚必ず持ってもらい、マシンを利用したあとは必ず、使ったところを消毒してもらうことにした」
 密閉を防ぐための換気はもちろん、利用者自身にも、使ったマシンの消毒を促すといいます。
<山内支配人>「トレーニングのマシンも、1台飛ばしで利用してもらうようにした。距離が近いことによって、走ったり歩いたりする際に飛沫感染のリスクがあるが、距離を空けることによってリスクを無くす」
 このスポーツクラブでは、5月に入って3割以上の会員が休会している状態です。出来る限りの対策はしたものの、感染リスクが高いという負のイメージの影響で、どこまで会員が戻ってきてくれるか不安を感じながらの再開となります。
<山内支配人>「健康になるためにお越しいただいたのに、コロナウイルスの感染など、健康を害する形になってしまては元も子もないので、感染拡大防止に努めながらクラブ運営をしていけたら」
 一方、営業再開できないジレンマを抱え続ける業界もあります。
<浜松窓枠・上嶋潤社長>「普段なら機材がのっかっているんですけど、今はイベントもないので何もない状態」
 浜松市中区のライブハウス「浜松窓枠」は、4月25日から休業を続けています。過去のライブ映像を見せてもらいました。
<上嶋社長>「楽しそうだなって。いいっすね」
 上嶋社長は、早く以前のようなステージを取り戻したいという思いの一方で、休業要請が解除されても、すぐには営業を再開しないと決めています。
<安倍晋三首相>「特に3つの密が濃厚な形で重なる、夜の繁華街の接待を伴う飲食店、バーやナイトクラブ、カラオケ、ライブハウスの出入りは今後も控えて頂きたい。いずれも、これまで集団感染が確認された場所であり、身を守るための行動を重ねてお願いしたい」
 ライブハウスは5月14日の総理会見でも、名指しで利用自粛を呼び掛けられた業態です。
<上嶋社長>「どう見ても3密ですもんね。密集してるし、密接してるし、密閉された空間で。休業要請が解けても、アーティストが集まらない。客も県外からたくさん来るので、健康・安全を考えたら『やるぞ』と言いづらい」
 休業要請が出る前から利用者は減り続けているため、経営はかなり厳しい状況ですが、上嶋社長は、社会がライブハウスの再開に納得する日を待ちたいと話します。
<上嶋社長>「県がいいよと言ったとしても、やったらまずいですよね。満を持してライブをやるとなれば、ものすごく盛り上がる。想像するとワクワクしますけどね」