アメフト悪質反則問題 関学大選手側が警察に被害届






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☆タイトル:アメフト悪質反則問題 関学大選手側が警察に被害届

☆投稿者:TOKYO MX

☆公開日:2018-05-22 14:25:55

☆視聴時間:2:48

☆視聴回数:4588



日本大学のアメリカンフットボール部の選手が悪質な反則行為で関西学院大学の選手にけがをさせた問題で、けがをした選手の父親が5月21日、警察に被害届を提出しました。

 5月6日に行われたアメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の守備の選手が無防備な関学大の選手に背後からタックルし、腰などをけがさせました。

 日大の内田正人監督は19日、けがをした関学大の選手や保護者に謝罪しました。そしてその後、取材に応じ「日大アメフト部の監督を辞任致します。一連の問題は私の責任。誠に申し訳ございません」と述べ、監督を辞める考えを明らかにしました。しかし、内田監督は「自身の指示を改めて否定するのか」と問われると「関学大に文章で回答致します」と話し、問題のプレーについては自分の責任としながらも、指示したかどうか詳細は明らかにしませんでした。日大は24日をめどに、関学大に再回答すると説明しています。

 また、けがをした関学大の選手の父親が21日、警察に被害届を出したことを明らかにしました。試合会場が東京都内であったことから、今後、警視庁が調べるものとみられます。

 この問題を受け、各大学でも動きがありました。法政大学や早稲田大学など、日大を除いたアメリカンフットボール関東学生1部の15チームが「共同宣言」を発表しました。各チームは「野蛮なスポーツ」と見られている現状に強い危機感を持ち、愛するスポーツとするアメフトに対して、今後も真摯(しんし)な姿勢で取り組むことを宣言しています。

<関学大アメフト部OB・キャスター有馬隼人の視点>

 私も関西学院大学のアメリカンフットボールの選手でした。私は30年ほどアメフトを見てきましたが、これほどルールを逸脱した危険な行為を見たのは、今回が初めてです。いま求められていることは、この行為が起こってしまった事実を明確に把握し、原因を明らかにすることです。これによって再発防止策を初めて生み出すことができます。従って、日大の内田監督が「全て自分の責任だ」と言って辞任するだけでは大きな意義を持たないと考えます。

 日大が出場する予定だった試合が中止になるなど、すでに各方面に影響が出ています。「学生スポーツの意味、本来の意義とは何か」改めて考え直す時期がきているのではないでしょうか。

(※5月21日に放送したものです。)