空のF1、室屋初優勝=昨年の失格、雪辱果たすーレッドブル・エアレース千葉2016






時事通信社/JIJIPRESSさんが、2016-06-05 11:34:58に公開した『空のF1、室屋初優勝=昨年の失格、雪辱果たすーレッドブル・エアレース千葉2016』は、動画ニュースnetがYoutubeから厳選して紹介している動画ニュースです。

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☆タイトル:空のF1、室屋初優勝=昨年の失格、雪辱果たすーレッドブル・エアレース千葉2016

☆投稿者:時事通信社/JIJIPRESS

☆公開日:2016-06-05 11:34:58

☆視聴時間:5:13

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プロペラ機レースの世界選手権「レッドブル・エアレース千葉2016」の決勝が5日、千葉市の幕張海浜公園で開催された。空軍出身など高度な操縦技術を持つパイロット13人が最高峰のマスタークラスに出場。シリーズ5期目の参戦となる唯一の日本人選手、室屋義秀(43)が失格となった昨年の大会の雪辱を果たし、初優勝を遂げた。
 高さ25メートルのパイロンで構成された約5キロのスラロームコースを、最高時速370キロで駆け抜け、タイムを競うエアレース。そのスピードと迫力から空のF1と称され、日本では昨年に続き2度目の開催。機体は3種類あり、軽量化されたボディーは10Gの負荷に耐えられる仕様で、高速での垂直上昇・下降は、最新の戦闘機の性能を超えるという。
 パイロットは、高速低空飛行でペナルティーを回避しながら最速のタイムを目指す。ぎりぎりのラインを攻め、エアパイロンが翼で切断される場面が醍醐味の一つだ。
 決勝レースは、登録14選手のうち、仏ニコラス・イワノフ選手が体調不良によりフライト直前で出場を辞退し、13人で競われた。4選手が失格するなど荒れ模様の展開の中、室屋選手もスタート時にスモークが出ないペナルティーに見舞われたが、なんとかセミファイナルに進出。トラブルなく安定したフライトを披露した室屋選手はファイナルに進み、4選手中で唯一、1分4秒台の好タイムを記録し、初優勝を果たした。
 室谷選手は会見で、「世界一を目指して、ずっとやってきた。なかなか届きそうで届かない、一番になるのが難しい世界だった」と今までのパイロット人生を振り返り、「25年掛けてやっと取れた、ちょっと一息つきたい」と目に涙を浮かべながら話した。

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