view 生活道路が観光名所に 江島大橋(ベタ踏み坂)鳥取・島根県境






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☆タイトル:view 生活道路が観光名所に 江島大橋(ベタ踏み坂)鳥取・島根県境

☆投稿者:SankeiNews

☆公開日:2016-06-18 20:00:01

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直立した細長い〝壁〟を列をなした車が登っていく。目をこらすと懸命に自転車をこぐ人もいる。超望遠レンズで見た光景は、まるでトリックアートのようだった。
鳥取県境港市と、中海に浮かぶ島根県松江市の江島を結ぶ「江島大橋」。全長1.7キロ、海面からの高さ44.7メートル。日本海側の物流拠点・境港と島根県東部地域の交通円滑を目的に平成16年に完成した。勾配は最大6.1%、100メートルで6.1メートルの高低差が生じる急坂だ。橋の下を500トン級の船舶が往来できるよう設計した結果だった。
橋が有名になったきっかけは、平成25年末から放映された軽自動車のテレビCM。その中で使われた「ベタ踏み坂」という呼び名で一躍、全国に知れ渡った。
橋のたもとにあるファミリーマート松江江島大橋店の門脇淳平店長は「放映直後は、ベタ踏み坂に関する問い合わせで店の電話が鳴りっ放し。大変でした」と振り返る。26年5月の大型連休や夏休み時期には、橋の見物に訪れた車で店の駐車場が埋め尽くされ、大型観光バスも乗り付けた。
この地域では珍しい渋滞も発生した。橋を管理する境港管理組合は、ベタ踏み坂のパンフレットを22万部発行。橋の近くには臨時駐車場も設け、突然生まれた「観光名所」に対応した。江島やベタ踏み坂に関連した土産物を望む声もある。地元商工会の青年部メンバーでもある門脇さんは「新しい土産の企画、開発を進めている」という。
元来、地元住民は「何も意識しなかった生活道路」(門脇さん)の江島大橋。今では「CM放映から2年半ほどたつが、多くの人が訪れる定番スポット」(境港市観光協会の橋剛さん)へと変貌、地域の期待を集めている。