【経済ニュース】債券は下落、株価上昇転換や円安進行で売り-TBは連日マイナス金利






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☆タイトル:【経済ニュース】債券は下落、株価上昇転換や円安進行で売り-TBは連日マイナス金利

☆投稿者:投資ニュース

☆公開日:2014-09-10 12:33:52

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9月10日:債券相場は下落。株式相場が上昇に転じたことや外国為替市場での円安進行を背景に売りが優勢となった。国庫短期証券(TB)市場では連日、マイナス金利で取引された。

長期国債先物市場で中心限月の12月物は前日比2銭安の145円78銭で開始した。午前10時10分に日銀が買いオペを通知すると5銭高の145円85銭まで上昇したが、午後に株高・円安が進むと一時25銭安まで下落。終値は15銭安の145円65銭だった。

RBS証券のチーフ債券ストラテジストは、午前は決算期末接近で需要が強いなど国内の需給要因で買いが優勢だったが、午後は外部環境の悪化を背景に弱含みになっていると説明した。

日本相互証券によると、現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の335回債利回りは午後に入ってようやく前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.525%で開始。次第に水準を切り上げ、一時は0.545%と7月16日以来の高水準を付けた。その後は0.54%で推移した。

野村証券のチーフストラテジストは、米欧の金融政策観の変化を受けて日本から資金が出やすくなっていると指摘。「必ずしも為替リスクを取る取引だけではない。ドル円のベーシス・スワップがここ一両日で大幅に悪化している。円安・株高のめどが見えるまでは、仕組債のヘッジに絡む超長期スワップの払い圧力にも警戒が続く」と言う。

マイナス金利

短期金融市場ではTBの新発6カ月物478回債利回りが朝方にマイナス0.005%で取引された。その後は水準を切り上げ、午後に入ると0.001%とプラスに転じていたが、再びマイナス0.009%に低下した。TB市場の需給逼迫(ひっぱく)を背景にマイナス金利が続いた。

野村証の松沢氏は、「きのうは日銀がTB買いオペを見送るのではとの見方もあったが、結局実施。一部マイナス金利でTBを受け入れたもよう。追加緩和への伏線と読むのは行き過ぎであるが、少なくともマイナス金利を受け入れ、緩和姿勢を強調する狙いはあった」と説明した。これ自体は国債市場にポジティブとしながらも、「長期ゾーンに恩恵が及ぶかと言えばそうでもない」と言う。