「こういう事件が起こってしまったか」専門家が語る"大変難しい選挙の警護" 安倍元総理の応援演説中に銃撃 警備体制を徹底分析|TBS NEWS DIG






TBS NEWS DIG Powered by JNNさんが、2022-07-08 14:04:00に公開した『「こういう事件が起こってしまったか」専門家が語る"大変難しい選挙の警護" 安倍元総理の応援演説中に銃撃 警備体制を徹底分析|TBS NEWS DIG』は、動画ニュースnetがYoutubeから厳選して紹介している動画ニュースです。

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☆タイトル:「こういう事件が起こってしまったか」専門家が語る"大変難しい選挙の警護" 安倍元総理の応援演説中に銃撃 警備体制を徹底分析|TBS NEWS DIG

☆投稿者:TBS NEWS DIG Powered by JNN

☆公開日:2022-07-08 14:04:00

☆視聴時間:11:12

☆視聴回数:97823



■選挙活動中の警備体制は?過去にも…

山形純菜キャスター:
安倍元総理が銃撃された現場の状況を見ていきます。
SPや県警の警護がある中で起きてしまいました。安倍元総理が応援演説を行っていたのは奈良市にある、近鉄大和西大寺駅前の北口ロータリーです。

SNSなどの映像によりますと、演説が始まる直前、安倍元総理はガードレールで囲まれたところにいました。そして聴衆は左右の歩道に集まっていたといいます。逮捕された山上容疑者は安倍元総理の右斜め後ろにいたとみられています。
そして演説が始まってすぐ、山上容疑者はゆっくり歩いて安倍元総理の背後に移動。そして近づきながら2発発砲。この2発目が安倍元総理に命中したとみられています。

こうした政治家への襲撃事件、過去にもありました。
1992年、金丸信自民党副総裁(当時)が栃木県内で講演後拳銃で狙撃されましたが、幸いけがはありませんでした。
1994年、細川護熙元総理。総理辞任から約1か月後、都内のホテルのロビーにいたところ、右翼団体の構成員だった男が天井に発砲、こちらも幸いケガはありませんでした。

そして選挙活動中で言いますと、2007年、伊藤一長長崎市長(当時)がJR長崎駅近くの選挙事務所前で暴力団幹部に拳銃で撃たれ亡くなりました。
また1960年、安倍元総理の祖父・岸信介総理(当時)が総理官邸で右翼活動家に刃物で刺され重傷を負うという事件がありました。

■選挙中の警護は難しい「反する2つの考え方がぶつかってしまう」

ホラン千秋キャスター:
今回の件に関してですが、様々な情報が少しずつ出てきました。この事件に関してどう思われていますか?

元警視総監 池田克彦さん:
率直に申しまして、選挙の警護というのは大変難しいです。今回の事件も選挙に伴う警護ということで「こういう事件が起こってしまったか」というのが率直な印象です。

ホランキャスター:
選挙の警護が難しい理由について具体的にどんな点が難しいのか教えていただいてもいいですか。

元警視総監 池田克彦さん:
選挙ではやはり政治家の皆さんは聴衆、一般の人たちに近づきたい。警護の原則は、できるだけそういう人たちと政治家の皆さんを隔離するということです。これが原則ですから、明らかに反する二つの考え方が選挙の場でぶつかってしまう。どうしても政治家の皆さんの意見を尊重しますので、そういう意味で非常に警護は難しいというふうに言えると思います。

井上貴博キャスター:
相反することをやっていく中で、もちろんSPの皆さんも怪しい人物に注意を払っていると思いますが、明確な意図を持ってこういった人物が出てきたときの対処法は何かアイディアございますか。

元警視総監 池田克彦さん:
事前に明らかにおかしな行動をしていれば、それはいわば事実行為として近づけないという措置を取れると思うんですけども、事前にそういう明らかな兆候が見られない場合は、やはり距離をとる。それから少しでも行動を起こしたときに、警護員が素早く動く。こういうやり方で対応することになろうと思います。

例えば、今回も急遽日程が入ったと。これも選挙警護の難しいところなんですけども、急遽日程が入ったために警備計画を綿密に作る時間がなかなか難しいというのもありますし、それから普通こういうことはあんまりやらないんですけど、360度一般の方が政治家の周りを囲む形になりますよね。こういう形だと警護の目が分散する格好になるんですね。そういうやり方をとらざるを得ないところで、こういう問題が起こると思うんです。ですから聴衆は1か所にまとまってもらうとか、あるいは政治家の皆さんがもう少し(聴衆に)接触するのを遠慮するとか、そういうことをお願いしていくことが大事かなと思いますね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
特に選挙の終盤になってきますと重点選挙区が出てくるので、日程をなかなか早くから立てておくって難しい。急遽変更していくというのはもう連日のように起きるわけですよね。その場合、警備体制としてはどういうふうに対応してるんですか?

元警視総監 池田克彦さん:
日程がわかった時点で、その当該県警が至急警備計画を作る。それから警護班はおそらく、予備部隊をあらかじめ持っていますから、その人たちを的確に把握配置するということが大前提だろうと思います。さらに数多くの場所を転々と回られる人がいます。こういう場合は、どのように転身させるかというところまで警備計画を作りますので、そういうところは確かに難しいところがあると思いますね。

■警備計画は銃も想定 今後どんな対策が必要?

井上キャスター:
警備計画を作成する中で、日本は銃社会ではなく銃の規制が大変厳しい国であった。今まではどうなんでしょう?銃も想定した警備計画になっていたんですか?

元警視総監 池田克彦さん:
一応は銃も想定してます。例えば先ほどお話があった金丸信自民党副総裁(当時)が栃木で撃たれたというようなこともありますので、想定はしております。また防弾のコートとか防弾のカバン、こういうものを持って周りを固…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220708-6028157)

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