【CBC News】「まれにみる重大かつ悪質な事犯」 元名古屋大生事件、控訴審も無期懲役






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☆タイトル:【CBC News】「まれにみる重大かつ悪質な事犯」 元名古屋大生事件、控訴審も無期懲役

☆投稿者:CBCニュース

☆公開日:2018-03-23 10:10:40

☆視聴時間:2:54

☆視聴回数:126



知人女性の殺害や同級生に劇物を飲ませた殺人未遂などの罪で、1審で無期懲役の判決を受けた名古屋大学の元女子学生に対し、名古屋高裁は1審判決の無期懲役を支持し、控訴を棄却しました。

 争点になっていた元女子学生の『責任能力』について裁判所はどう判断したのか。

 注目の裁判を傍聴しようと、裁判所には傍聴券を求め多くの人が集まりました。

 1審判決などによりますと、名古屋大学の元女子学生(22)は2012年、高校2年の時に同級生の男女2人に劇物の硫酸タリウムを飲ませ殺そうとした殺人未遂や、大学1年の時に知人の森外茂子さん(当時77)を斧で殴って殺害するなど、あわせて7つの罪に問われていました。

 1審の名古屋地裁は元女子学生の責任能力を認め、無期懲役の判決を言い渡しましたが、元女子学生の精神鑑定に、「事実誤認がある」などとして弁護側が控訴していました。

 これまでの控訴審で元女子学生は。

 「人を殺さない自分になるために控訴した。今でも多い時は一日に10回以上、人を殺したいと思う」

 弁護側も、「検察側の精神鑑定医の証言には誤りがあり、元女子学生に責任能力はない」と改めて主張していました。

 そして23日の控訴審判決。

 「主文 本件控訴を棄却する」

 名古屋高裁の高橋徹裁判長は、「精神障害の影響は限定的で本人の意志で犯行に及んだ」などと述べ、元女子学生の責任能力を認めた上で、「2年半ほどの間に殺人を始めとする重大犯罪を敢行した、まれに見る重大かつ悪質な事犯」と指摘。

 1審判決を支持し控訴を棄却しました。

 法廷に元女子学生の姿はありませんでした。

 「(23日の)判決は当然だと思う。刑務所に入ってもらわないと。(Q被告に言いたいことは)言ったってしょうがない。女房が帰ってくるわけじゃないし」(被害者の夫)

 一方専門家は今回の判決について。

 「想定通りの結果だろうなと思います。(精神障害)が原因で殺害に至っているのか、あるいは本人の意思なのかということを議論して、これは本人の意思=動機形成なんだと判断した」(南山大学法学部・丸山雅夫教授)

 弁護側は上告について、「判決を精査してコメントする」としていますが、元女子学生自身は、この判決をどう受けとめたのでしょうか。(23日19:00)




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