無期懲役確定の喜納尚吾被告 別の事件で再び“無期懲役”判決「酌量の余地ない」【新潟】 (22/11/18 18:34)






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☆タイトル:無期懲役確定の喜納尚吾被告 別の事件で再び“無期懲役”判決「酌量の余地ない」【新潟】 (22/11/18 18:34)

☆投稿者:新潟ニュース NST -NIIGATA NEWS NST-

☆公開日:2022-11-18 09:45:31

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8年前、新潟県新発田市で当時20歳の女性を殺害した罪などに問われている男の判決公判が開かれました。新潟地裁は、女性が何者かに殺害されたこと、そして男がその犯人であると認め、無期懲役を言い渡しました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「喜納被告の判決公判。主文後回しです。最も重い刑が予想されます」

グレーの作業着でまっすぐ前を見つめ、判決を聞いていた喜納尚吾被告(39)。

喜納被告は2014年、通勤中の当時20歳の女性が運転する車に乗り込んで連れ去り、わいせつな行為をしたうえで殺害した罪に問われています。事件から8年が経ち、始まった今回の裁判。

【喜納尚吾 被告】
「全く身に覚えがありません」

初公判で喜納被告は起訴内容を否認。裁判ではそもそも女性の死は事件だったのかの事件性と喜納被告が犯人だったのかの犯人性が争点となり、検察側と弁護側の全面対決となりました。

【検察官】
「何者かに拉致され、わいせつな行為をされ、殺害された。事故でも自殺でもない」

検察側は事故や自殺の可能性を否定。被害者の死因や被害者の車のハンドルから検出された被害者と喜納被告の混合DNA、また目撃証言などの状況証拠から「犯人は喜納被告である」と主張しました。

【検察官】
「死刑に処するのが相当」

検察側が死刑を求刑する一方で、弁護側は…

【弁護士】
「喜納さんは無罪です」

混合DNAから個人の特定はできず、目撃証言などの信ぴょう性は薄いとして「被害者が死亡したのは事故の可能性が高い」と反論。検察側の主張は仮説の検討の域を出ないと無罪を訴えました。

1カ月もの審理の末、迎えた判決の日。新潟地裁の佐藤英彦裁判長は、冒頭伝えられる主文を後回しにし、先に判決理由を述べました。事件性で焦点となった死因について裁判長は…

【裁判長】
「被害者に殺意を持って、顔面を水面に水没、または鼻と口を圧迫して窒息死させたことは、取り調べられた証拠によって、証拠十分である」

現場の状況などから女性が事故により溺死したことは合理的にあり得ず、「自殺や事故により窒息死したことも認められない」として、女性は何者かによって溺死または窒息死させられたと事件性を認めました。

また、この「何者か」が喜納被告であることについて、女性の車から検出された混合DNAは喜納被告と女性のDNAが混合したと考えて矛盾はないと検察側の主張を支持。

また、遺体発見現場付近で男を目撃した人が18枚の写真から喜納被告を指し示せた点などから、目撃証言による信憑性は高いと判断しました。そのうえで…

【裁判長】
「女性をわいせつ目的で略取して、被害を与えた女性を殺害までしている。本件の犯行は極めて悪質。殺人の点についても動機や犯行自体は不明なものの、被害者の落ち度は全くない中での犯行であり、酌量の余地はない。被告人を無期懲役に処する」

2度目の無期懲役を言い渡された喜納被告。控訴について、弁護側は喜納被告と相談して決める方針で、検察側は内容を検討したうえで対応を決めることにしています。




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