鹿児島・志布志事件 違法取調べ 原告も上告せず 2016年08月17日






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☆タイトル:鹿児島・志布志事件 違法取調べ 原告も上告せず 2016年08月17日

☆投稿者:newsusb

☆公開日:2016-10-28 12:26:43

☆視聴時間:3:22

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違法取調べ 原告も上告せず

13年前の鹿児島県議会議員選挙をめぐって公職選挙法違反の疑いで警察から取り調べを受けた志布志市の住民6人が違法な取り調べだったとして県を訴えた裁判で住民全員への
賠償を命じた2審の判決について、原告団は上告しない方針を明らかにしました。
これによって、いわゆる「志布志事件」を巡る一連の裁判は、終結することになりました。
裁判では、平成15年に行われた鹿児島県議会議員選挙をめぐり、公職選挙法違反の疑いで警察から任意の取り調べを受けた住民6人が違法な取り調べでを苦痛を受けたとして県に損害賠償を求めていました。
福岡高等裁判所宮崎支部が今月5日、「取り調べでは恐怖心や屈辱感を与える違法行為が行われていた」などとして鹿児島県に対し6人全員にあわせて595万円を賠償するよう命じた
2審判決について、県は16日、上告を断念したと発表しています。
これを受けて弁護団と原告団は17日、会見を開き、判決で取り調べの違法性が認められたことなどを理由に上告しない方針を明らかにしました。
これによって、いわゆる「志布志事件」を巡る一連の裁判は、すべて終結することになりました。
当時の選挙をめぐっては、住民13人が起訴され、裁判の途中で死亡した1人を除く全員の無罪が確定し、国と鹿児島県に対し、元被告などへの賠償を命じた判決が確定しています。
きょう原告団は鹿児島市で記者会見し、原告団長の浜野博さんは「密室で苦しい取り調べを受けたことは人権を全く無視していて許されない。取り調べの全面可視化を実現しなければえん罪がまた必ず起きると断言する。
警察は、誠心誠意謝罪してほしい」と話しました。
弁護団の事務局長ですべての裁判を担当した野平康博弁護士は、「二審判決で警察は一定の犯罪の疑いをもとに捜査を着手したとしている点など、原告側に上告する理由は残っているものの、
13年という長期間に渡り裁判を戦ってきた原告の方々が負担からの解放を求めるのはやむを得ず、苦渋の決断です」と話しました。
そのうえで一連の裁判を振り返り「上告を断念した以上、警察は被害者に謝罪し取り調べの規範をしっかりと守ってほしい」と話していました。
2016年08月17日 20時28分

志布志市 志布志事件 えん罪

無罪 裁判 冤罪

被害 被害者 鹿児島県警

警察 警官 不祥事

事件 犯罪 問題

公務員 職員 鹿児島県

野平康博 有馬晋作




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